伝染性軟属腫みずいぼ

小さいつるっとしたイボが主にやわらかい部分の皮膚にできます。周囲に痒みを生じることがあり、掻くとさらにうつって広がります。こどもに頻繁にみられるウイルス感染症でボックスウイルスというウイルスが原因となります。直接触れることで感染するため家族や学校のプールで感染することがあります。アトピー性皮膚炎や乾燥肌体質の人は掻き傷からウイルスが入り込みやすいので体のいろんなところに出ることがあります。

通常はかゆみはわずかですがひっかいているうちに広がることがあります。

原因

ボックスウイルスによる感染です。こどもや免疫力が低下している成人に多く、直接の接触やプールのビート板などを共有すると感染します。子どもから親、兄弟などに感染することもあります。

治療と予防

自然に治りますが、当院で治療する場合は

①ピンセットでつまんで除去する

ピンセットで1つずつ取り除くので最も確実な治療方法です。5個くらいまでなら一回の処置で取り除けますがそれ以上の場合は複数回に分けて治療します。

治療後の注意

取り除いた場所からじんわり血がにじむのでテープを貼ります。お風呂に入る際にはがします。

 

②液体窒素(えきたいちっそ)

液体窒素を綿棒につけて患部にあてたり直接スプレーを吹き付けます。

治療後の注意

1回で治らないことが多いので2週間後くらいで再度実施します。

 

③いぼを溶かすシール(スピール膏)

シールをいぼの大きさに切っていぼに貼り付けます。

治療後の注意

貼り付けた後ははがれるまで2,3日貼り続けます。

シールがずれて正常な皮膚につくと少しただれることがあります。

 

処置中に暴れると①、②は危ないのでおとなしくできそうな人に実施します。

効果は①>②>③の順です。

 

プールに入ってよいかどうかは学校によって対応が違います。

 

一言アドバイス

除去をするのかしないのか意見が分かれますので方針を決める ことも大事です。