鼻水が出る


鼻水が出る場合は様々な原因があります。

原因に合わせた治療を行う必要があります。

症状


黄色い鼻水が出ることで気付くことが多いです。

長期間に渡ってタンと咳が出る、匂いがよく分からないなどの症状も特徴です。

その他にひたいや頬の不快感、鈍い頭痛、偏頭痛があり、時として眼に圧迫感を感じるなどの症状もあります。


原因


カゼ、虫歯などに続き発症する副鼻腔の炎症、急性副鼻腔炎が治り切らないで慢性化してしまったために起こるものです。

アレルギー性鼻炎や花粉症がある方の場合は症状が長引くとが多いです。

診断


炎症が続くことにより、鼻の粘膜がに腫れて、鼻茸(ポリープ)が鼻内にできているケースがほとんどです。

レントゲン写真でこちらの画像にように膿が濁って映ることもあります。

鼻から黄色い膿汁が流れ出てくることでも診断が可能です。



治療


主な治療としては

①内服薬

②点鼻薬

③処置、ネブライザー

④ポリープ(鼻茸)の除去

があげられます。

 

①内服薬は粘液溶解剤(鼻水を出しやすくする薬)とマクロライド系と呼ばれる抗生物質を長期間内服していただきます。(耳鼻咽喉科で広く行われている治療法で、長期間の内服でも安全です。)通常は3ヶ月程度を目安に内服していただきます。

 

②炎症を抑える点鼻薬を処方いたします。点鼻薬により鼻のつまりを改善し鼻水を出しやすくします。ステロイド剤を使用することが多いですが点鼻薬は全身作用がないため安全に使用することが出来ます。

 

③鼻のなかに直接薬液を散布し鼻水を吸い出すことが効果的です。処置の際には麻酔薬を噴霧して行いますが多少の疼痛が伴いますので痛みが強い場合は医師にお伝えください。またネブライザーで炎症を抑える薬剤を超音波で微粒子に変え鼻や副鼻腔の隅々までいきわたるようにして吸入を行います。

 

④ポリープ(鼻茸)が発生している場合鼻の中を麻酔してポリープを切除することがあります。鼻にスプレーで麻酔したのち麻酔をしみこませたガーゼを挿入し10分程度麻酔を行います。麻酔が効いたら内視鏡で観察しながら鼻茸を切除します。切除したポリープは病理検査(顕微鏡で観察しどのようなタイプのポリープか調べる検査)を行います。

 

治療の終了は症状の改善、消失により判断しますが、レントゲンで最初にみられた影(炎症)がなくなり、鼻茸(ポリープ)が消失すれば、完全に治った状態です。鼻の処置や内服治療でなかなか治らない場合は内視鏡手術をお勧めすることがあります。