急性副鼻腔炎、ほっぺたが痛い


慢性副鼻腔炎(ちくのう)がかぜなどをきっかけに急激に悪化することで副鼻腔(ほっぺたのあたり)に激痛やはれを引き起こします。歯の痛みが生じることもあり虫歯と誤解して歯科を受診するケースがありますが歯の治療のみでは改善しません。

虫歯がある場合は耳鼻咽喉科、歯科で合わせて治療をおこなう必要があります。

症状


・黄色い鼻水が出ることで気付くことが多いです。

・匂いがよく分からない。

・ひたいやほっぺたの不快感・痛み・頭痛・偏頭痛があり、時として眼に圧迫感を感じるなどの症状もあります。


原因


カゼ、虫歯などに続き発症することが多いです。

アレルギー性鼻炎や花粉症がある方の場合は症状が長引くとが多いです。

また妊娠中などの体力や抵抗力が落ちている時に発症しやすい傾向にあります。

診断


顔のレントゲン写真を撮影し膿が濁って映ることで診断できます。

鼻から黄色い膿汁が流れ出てくることでも診断が可能です。

治療


主な治療としては

①抗生物質(細菌を抑える薬)

②点鼻薬

③処置、ネブライザー

④上顎洞穿刺

があげられます。

 

①お薬は症状に合わせて処方いたします。症状が強い場合は

②炎症を抑える点鼻薬を処方いたします。点鼻薬により鼻のつまりを改善し鼻水を出しやすくします。ステロイド剤を使用することが多いですが点鼻薬は全身作用がないため安全に使用することが出来ます。

 

③鼻のなかに直接薬液を散布し鼻水を吸い出すことが効果的です。処置の際には麻酔薬を噴霧して行いますが多少の疼痛が伴いますので痛みが強い場合は医師にお伝えください。またネブライザーで炎症を抑える薬剤を超音波で微粒子に変え鼻や副鼻腔の隅々までいきわたるようにして吸入を行います。



④お薬が進歩してきているのでそれほどひどくなることは少ないのですがお薬での治療で改善しない場合、また症状がつよく強力な治療が必要なときには上顎洞穿刺という方法で副鼻腔内の膿汁を押し出す方法があります。

数回通っていただいて治療を行うのが一般的です。

抗生剤を飲めない状況の方、特に妊娠初期の妊婦さんなどに行うことがあります。症状が 劇的に改善するのですが、かなりつらい処置になりますのでご了承ください。