外耳炎


耳の穴の入り口から鼓膜まで(=外耳道)が何らかの原因により、炎症を起こしてしまった状態のことをいいます。

症状


かゆみや痛み、耳だれなどの不快な症状を伴います。

症状が悪化すると難聴になることがあります。

原因


耳掃除や耳をさわるクセのある方に多いです。

耳の触りすぎには注意してください。

かゆみが強い場合はアレルギーが関与していることがあります。特に動物(イヌ、ネコ)などのアレルギーには注意が必要です。

ご希望があれば院内でアレルギーの検査をすることもできます。

まれに外耳道の傷から感染をおこし耳に真菌(カビの一種)が発生する外耳道真菌症という状態になることがあります。


検査


耳の炎症を起こしている原因を突き止めるために綿棒で耳の中のばい菌を採取して検査することがあります。

難聴を起こしている場合や鼓膜まで炎症が及んでいる場合は聴力検査を行います。

治療


最も効果があるのが毎日、耳の中をしっかりと洗うことです。

耳についたばい菌を洗い流したのちに殺菌作用のある特殊な薬で耳の中を消毒します。

あわせて耳の回復を早めるために点耳薬を使用します。

アレルギーが関与している場合は飲み薬の抗アレルギー剤を処方します。

症状が悪化する前に専門医の診療を受けるようにしてください。耳を触れば触るほど悪化し、治らなくなることがあります。通院中には耳がかゆくても触らないようにしてください。

特にお風呂上がりの耳かきはしないようにしてください。

どうしてもガマンできないときは綿棒でやさしくふく程度にしてください。

 真菌(カビ)が発生した場合はしっかりと耳の中を洗浄して菌を洗い流す必要があります。

症状によっては長期化する可能性があり粘り強く治療をする必要が病気です。